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上野 広樹; 川北 至信
no journal, ,
液体状態で多価金属イオンになるビスマスはその液体構造因子の第一ピークにショルダーを持つなど単純な金属液体とは異なる複雑な構造を持つことが知られている。一方Znは基本的に単純な液体金属と同じような構造をとるがその第一ピークは非対称な形をしている。これら2種の合金であるBi-Zn液体合金系はZn-rich側組成において相分離挙動を示す。この物理的挙動においてBi, Zn原子がどのように相互作用をもって液体構造を形成するか調査する目的で中性子弾性散乱実験を行ってきた。BiZnの中性子弾性散乱実験の結果を用いたreverse Monte Carlo(RMC)構造モデリングからBi-Zn系の液体合金には510オングストロームの中距離の相関を見せることが示唆された。